歯科衛生士ぴよの徒然なる毎日

ママ歯科衛生士ぴよのブログ

子供の歯を虫歯にしないためにできること

前回初ブログを投稿し、伝えたいことを文章にする、ブログの難しさを痛感しました・・

今回もまだまだ拙い文章ですが、1人でも読んでくださる方に伝われば嬉しいです😊

前回の『歯医者デビューって何歳から?』に続いて、今回もママパパが気になるテーマ。

子供の歯を虫歯にしないためにできることをまとめてみました!

 

まずは基本。歯磨きをしっかりする。特に寝る前!

当たり前じゃん!言われなくても・・」と思うかもしれませんが、いくら歯医者さんにこまめにクリーニングに行っても、これができないと意味がありません!

虫歯の原因は、歯の汚れの塊の中に潜んでいる、ミュータンス菌などの虫歯菌が、糖分を餌に増殖し、その過程で作られる酸性の物質が、歯の表面を溶かすためです🦷

まずはこの汚れをしっかりと落とすこと!

できれば朝、昼、寝る前、磨くことが理想ですが、朝、昼は学校などで忙しくてどうしても時間がない💦仕上げ磨きも忙しくてしてあげられない💦そんな時、朝昼はささっとでも構いません。その代わり夜寝る前だけは、時間をかけてしっかり磨きましょう!

お口の中は、起きている間は唾液が出ているので自浄作用があるのですが、寝ている間は唾液の分泌が減るので、虫歯や歯周病の原因菌が増えてしまうのです😈

 

歯ブラシだけじゃダメ!フロスで歯と歯の間の汚れを取りましょう。

乳歯の虫歯でとても多いのが、歯と歯の間!フロスで1日1回は汚れを落としましょう。

先日歯医者に定期健診に来た、小学校高学年の子が「毎日自分でフロスしてるよ!」と教えてくれました。

小さい頃から仕上げでやってもらっていたので、フロスしないとスッキリしないんだそうです。

フロスを小さな頃からしてあげると、自分で磨くようになっても習慣化していて、自らフロスをやるようになるんですね👍

また、乳歯は永久歯に生え変わる時期に近づくと、永久歯のスペースを作るために、前歯の隙間が空いてきます。

その頃になるとつい、フロスをしなくなってしまいますが、第1乳臼歯と第2乳臼歯の隙間はまだ狭いため、ここに虫歯ができてしまうお子さんがとても多いです。

奥歯だけでもしっかりフロスをしてあげしましょう!

 

歯医者さんに定期検診に行こう!

前回のテーマでも書いたとおり、2歳半前後を目安に定期的に歯医者さんでの検診をおすすめします。

虫歯ができていないか、歯茎の状態はどうかをチェックしてもらい、歯のクリーニングや、フッ素などの予防処置をしてもらいましょう。

定期検診で何をするのか、詳しくはまたブログに載せていこうかなと思っています!

 

おやつは時間を決めて、短時間で!

虫歯菌は糖分を餌にして増えていくことは、先ほどお話しました。そうかといって、甘いもの禁止!!絶対食べちゃダメ!!なんて無理です・・私も無理・・😅

一番良くないのは、ずーっと長い時間、口の中に甘いものが入っていること。

飴やチョコ、ダラダラ、ちょこちょこ食べていませんか?

キャラメルやソフトキャンディーのような、歯にくっつくものも要注意🍬🍭

食べる時間を決めて、食べたら歯を磨く、できなければぶくぶくうがいだけでもOKです!

また虫歯予防効果のある、キシリトールを使用したもおやつを取り入れるなど、おやつの内容も工夫しましょう!

 

鼻呼吸を意識して!口呼吸は虫歯のリスクUP!

気が付くといつも口が開いている、唇がいつもかさかさ・・そんなお子さんは要注意です。

先ほど寝ている間は、唾液の分泌が減るというお話をしましたが、口で呼吸をしていると、お口の中が乾いてしまい、虫歯や歯周病になりやすい環境になってしまいます。

もしアレルギーなどでいつも鼻が詰まっているなどがあれば、早めに耳鼻科を受診し、なるべく口を閉じることを意識させて、鼻呼吸ができるようにしましょう!

こちらの口呼吸についても、また詳しく発信していこうと思います。

 

まとめ

ただ残念ながら上記のことを「すごく頑張っているのに、どうしてうちの子は虫歯になるの!?」と言われることも・・😖

やはり「体質」のように「歯の質」があるのも事実です。虫歯になりやすい歯、なりにくい歯はあります。

でも乳歯が虫歯だらけだったけど、きちんと治療してあきらめないで続けていたら、永久歯はまだ虫歯になっていない!そんなお子さんもたくさんいます。歯は一生の付き合いです。ぜひ長い目で上記のことを意識して続けてみてください😊